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理念と価値観

私たちの会社(チーム)では、理念(ミッション)と価値観(バリュー)を、それぞれ次のように定義しています。

理念(ミッション):
自分たちの一生をかけても達成「できない」目的。関わる人たちが進む方向性を表すもの。

価値観(バリュー):
意思決定をするときの判断基準。判断に迷ったときに帰るべき場所。

なお、価値観(バリュー)については、それぞれの間に優先順位はなく、すべてが同時に成り立つ可能性があると考えています。

理念(ミッション)

教育を通じて人類全体の進化に貢献する。

価値観(バリュー)

1. 教育の目的は自立をサポートすること

私たちは、関わる人の自立をサポートすることが教育の目的だと信じている。自分の力を誇示すること、自分の正しさを証明しようとすること、自分の常識を相手に押し付けること、相手の視点を固定すること、選択肢を作る能力を奪うこと、考える機会を奪うことは、私たちの考える教育ではない。

2. 成長だけでなく進化を目指す

成長とは、今の常識の範囲内でスキルを伸ばすこと。進化とは、現状の外側の新しい常識へシフトすること。私たちは、個人としてもチームとしても、成長だけでなく進化を目指す。

3. フラットな関係

チームメンバー間に序列はなく、お互いを役職名で呼び合うことはない。というか、そもそも役職名がない。抱えている摩擦や感情をチームミーティングなどで表現することは、安心安全の場作りへの貢献として歓迎される。また、感情面・精神面だけでなく、意思決定に関しても誰もが等しく行うことができ、その土台としての情報共有を徹底する。

4. 問題を発見した人がリーダー

問題を発見した人がリーダーであり、誰もがリーダーシップを発揮して問題の解決に向かうことができる。なお、リーダーとは「導く人」であり、必ずしもその問題を解決するスキルを持っている必要はない。

5. 才能を活かし、フローを追求する

才能(強みや弱み)は絶対的なものではなく、関係性によって決まる。私たちは、個人の才能を活かせる文脈を探し続ける。また、個人の才能を活かして仕事をする際には、フローを追求する。ここで言うフローとは、「簡単過ぎず難し過ぎないことにチャレンジしている状態」や「時間を忘れて目の前のことに没頭している状態」を指す。

6. ありのままの自分を受け入れる

自分の苦手なことやダメなところに気付いた場合には、それをいきなり改善しようとするのではなく、まずは「これが自分だ」ということを受け入れ、ありのままの自分を愛する。そうすることで、関わる相手に対しても、ありのままを受け止めることができる。

7. 意見の対立は問題ではない

意見や視点の対立(違い)は歓迎される。「3. フラットな関係」というのは、「対立(違い)のない関係」という意味ではない。私たちは、チームメンバー一人ひとりの認識と判断を尊敬し、全員が異なる個性を持つ「チームのアンテナ」として機能する。また、対立が起こったときには、是非をジャッジせず、お互いが見落としている相手の前提を確認する。

8. すべては流れるプロセスの一部である

提供するサービスも、信念も、関わる人との関係性も、才能も、認識も、常識も、すべては流れるプロセスの一部であり、絶対的なもの(固定されたもの)ではない。私たちは、常に変化し続けているという自然界の法則を愛している。

9. ゴールとの繋がりを考える

全体は部分の合計ではない。要素と要素の間には、目には見えない繋がりが存在し、私たちはその繋がりを認識するための観察力を磨き続ける。「出口−通路−入口」という繋がりを見た場合、流れを妨げている部分(=出口への影響力をもっとも持っている部分/ボトルネック)は常に一箇所である。

10. 利益は最上位の価値観ではない

私たちは利益は目的ではなく結果だと信じている。利益と目的(=関わる人の自立)が対立した場合には、チームの価値観に戻って意思決定をすればいいという安心感が私たちにはある。

11. コントロールできないものに執着しない

私たちはコントロールできないものに執着をしない。「悪いアイツ」「可哀想な私」というコミュニケーションによって他者からエネルギーを奪うことはせず、どんな状況であったとしても、「これからどうするか?」「今、私に何ができるのか?」を考えることにフォーカスする。