(76)「接続副詞」とは?
あなたは接続副詞という言葉を
聞いたことはありますか?
例えば、次の文では、
however(しかしながら)が
接続副詞です。
I am neither proud nor ashamed of what I am. I am, however, proud of what I’ve accomplished.
私は今の自分を誇りに思ってはいないし恥じてもいない。しかし、自分のやってきたことは誇りに思っている。
この however は、
意味は等位接続詞 but と
似たような感じですが、
ある一点だけ、but とは
決定的に違うところがあります。
however と but の決定的な違いとは……
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そう、「どこに置くか」ですね。
SVとSVを繋ぐ but が
2つ目のSVの前に置かれるのに対して、
however はまるで副詞かのように、
文中に挿入されることもあります。
だから、接続副詞。
接続副詞とは、
意味は等位接続詞だけれど、
副詞のように位置が自由な言葉
のことです。
代表的なところとしては、
however(しかしながら)
nevertheless(にもかかわらず)
therefore(それゆえに)
などが挙げられ、
これらは文頭・文中・文末の
どこで使ってもOKです。
I am neither proud nor ashamed of what I am. I am, however, proud of what I’ve accomplished.
「その文」と「前の文」の
逆説的な関係を表す接続副詞として、
however を知っておきましょう。
それでは、またメールします。