(71)during と while の違い
前回のメールセミナーでは、
譲歩(〜するけれども)や
対比(〜するのに対して)を表す
接続詞 while について学びました。
軽くおさらいしておくと、
「言いたいことはわかるけど……」
というのを while を使って
以下のように表現しましたね。
While I understand your point, I think you see only one side of the problem.
言いたいことはわかるけど、あなたは問題の一面しか見ていないと思うよ。
さて、もちろん while には
「〜の間」という意味もありますが、
似たような意味を持つ during との
違いは何だと思いますか?
わりと基本的なことなので
知っている人も多いかもしれませんが……
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while と during の違いは、
接続詞か前置詞か、ですね。
while:接続詞(〜している間)
during:前置詞(〜の間)
なので、後ろに続く文構造も違います。
◆接続詞 while の後ろには「SV」が続く
Let me know if you need anything while I’m out.
私が留守の間、何か必要なことがあれば連絡してね。
◆前置詞 during の後ろには「名詞」が続く
So many things are happening during this summer.
この夏の間に本当に多くのことが起こっている。
英文法(語順のルール)の基本ですが、
こうやって品詞に気を配っておくと、
英文を組み立てやすかったり、
解釈が上手くいったりします。
まだ少し先ですが、今年の夏も
大人の夏期講習(全3回)を
行うつもりなので、
英文法(語順のルール)を
体系的・論理的に学びたい人は
楽しみにしていてください。
予定としては、
7月20日ごろから受付を開始して、
7月30日ごろに第1回目を
お届けしようと思っています。
必要があれば、準備運動として、
英語学習ボックスの動画授業を
一通り復習しておくと
いいかもしれません。
⇒ https://eigo-box.jp/mypage/
それでは、またメールします。
*追伸
何かを復習するときのポイントは、
「聞いて理解できるかどうか」ではなく
「自分で考えられているかどうか」を
確認することです。
特に、わかりやすい授業の場合は、
「聞いたらわかる」で
満足してしまいがちなので、
気を付けましょう。