(92)”There are other fish in the sea.” ってどんな意味?
英文法(語順のルール)という
左脳的な部分に「だけ」注目していると、
文脈という右脳的な部分が
盲点に入ってしまいがちなので、
今日はこちらの表現の
意味を考えてみましょう。
If he doesn’t want to be with the team anymore, then he has to go. It sucks but there are other fish in the sea.
文脈を観察するという点では、
“there are other fish in the sea” が
どんな意味なのかがポイントです。
少し時間を取りますね。
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言葉の表面だけを見ると、
“there are other fish in the sea” は
「海には他の魚もいる」
ということになりますが、
これだと日本語としては
繋がりにくいですよね。
If he doesn’t want to be with the team anymore, then he has to go. It sucks but there are other fish in the sea.
これ以上チームにいたくないのであれば、彼はチームを去るべきだ。残念だが、海には他の魚もいるよ。
もうお分かりだと思いますが、
“there are other fish in the sea” は
「もっといい人がいるよ」
「もっといい機会があるよ」
という意味の表現です。
It sucks but there are other fish in the sea.
残念だが、もっといいメンバーがいるよ。
こうして言葉の表面だけでなく、
文脈や前後関係を考えてみると、
英文法(語順のルール)を
考えているときとは
また違った頭の領域を使っていることが
実感できたのではないでしょうか?
“there are other fish in the sea”
(もっといい人がいるよ)
という表現それ自体も、
普段使いできるものなので、
あなたの知識の在庫に
加えてみるのもいいかもしれません。
それでは、またメールします。