(70)接続詞 while の2つの意味
接続詞 while には
2つの意味がありますが、
「~している間」という意味は
比較的有名ではないでしょうか。
I’m standing while (I’m) doing my work.
仕事をしている間は立っているんだ。
while の後ろの「主語+ be 動詞」が
省略されることもよくありますね。
さて、もう一つの意味ですが、
・文頭で使って「〜するけれども」
・主節の後で使って「〜するのに対して」
というように、
譲歩や対比を表す接続詞として
while を使うことがあります。
例えば、
While I understand your point, I think you see only one side of the problem.
といった使い方ですね。
意味は……
・
・
・
・
・
・
・
「あなたの言いたいことはわかるけど、
問題の一面しか見えていないと思うよ」
という感じです。
妻に言わせると、
私は「クッション言葉」を使うのが
下手くそらしいのですが、
”While I understand your point, I think ……”
(言いたいことはわかるけど……)
というのは、クッション言葉として
使い勝手がよさそうですね。
接続詞 while の2つの意味と併せて、
あなたの知識の在庫にも
加えておくといいかもしれません。
それでは、またメールします。
*追伸
「~の間」と言えば、
while と during の違いも
よく話題になりますよね。
次回の英文法のメールセミナーでは、
その点についてお話ししようかな。