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「利益はうんち」

 2018/12/02 チームのみんなへ
 

チームのみんなへ
 
 
先日、創業以来48年間増収増益を達成したことで有名な、長野の寒天メーカー・伊那食品工業さま(国内シェア約80%・海外シェア約15%)の「かんてんぱぱガーデン」へ工場見学に行ってきました。
 
 
その会長の塚越寛さんの言葉に「利益はうんち」というものがあるのですが、私はこの考え方と視点が大好きです。
 
 
世の中には、会社の一番の目的は「利益」だと信じている人も一定数いると思いますが、私たちのゴールは「チームメンバーや講座の参加者が自己実現をすること」です。(そしてその先には、人類全体の進化を促進させるという理念があります。)
 
 
そうしたゴールに向かう流れを考えたときに、「とにかく利益が出ることが正義だ!」という価値観だと、チームメンバーや外部のパートナーが疲弊してしまい、チームの健康状態が悪くなり、結果として、講座の参加者の結果に繋がるサービスを提供できなくなります。全体最適で考えた場合には、利益はボトルネックではないのです。
 
 
ただ、誤解しないでほしいのは、「利益は重要ではない」と考えているわけではないということです。これは、私たちの肉体に置き換えて考えるとわかりやすいでしょう。
 
 
私たちは日々、うんちをすることを目的には生きていませんよね? 「よし、今日もうんちをするために、一日がんばろう!」とは思っていないはずです(笑)けれども、うんちの出ない生活は、果たして健康で幸せな生活なのか? これも違いますよね。うんちが出なくて便秘気味だと、肌にも良くないですし、意志力や思考にもジワジワとダメージが及びます。できることなら、毎日うんちを出し続けて、しかもうんちの質も良くして、体を健康な状態に保っておきたいですよね。
 
 
うんちの話をいっぱいしましたが、私が思う「利益はうんち」というのは、こういうことです。それ自体を目的に生きているわけではなく、健康な状態を目指した結果として、質の良い「うんち」が出続けるということです。そして、うんちが出続けないと、健康な状態も保てません。
 
 
今、English Grammar Academy の講座の参加者さんにも協力してもらいながら、新しいサービスの土台作りを進めていますが、「利益はうんち」という考えの元に進めて行きたいなと思っています。
 
 

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